オーストリア・ザルツブルク

週末に、ドイツ国外へ旅行に行きたい！と思ったとき、どこへ行きますか？

今回は、ミュンヘンから２時間弱ほどで到着する、オーストリアのザルツブルク(Salzburg)をご紹介します。ドイツとの国境近くに位置する、自然豊かな街です。旧市街は、思わず時間を忘れてしまうほど、素敵な街でした。

コロナが落ち着いたら、是非足を延ばしてみてください。

ザルツブルクとは？

ザルツブルクといえば、

で、有名です！

観光スポットは、コンパクトに街の中心に位置しているので、２泊３日あれば、大体は訪れることができます。

そして、夏に訪れる注意点は、

• 雨がとにかく降る！
• 薄手のジャケットが必要

雨が降ることがとても多いので、折り畳み傘は必須です！一日中降り続けるというよりは、一日の中で、降ったり止んだりという感じです。

そして、雨が降った後は少し肌寒くなるので、ジャケットが必要でした。

また、突然スコールが起きたり、石畳の地面もあるので、それに合った靴を用意されるのも、良いかもしれません。

ミュンヘンから２時間

ザルツブルクをおすすめする理由は、ミュンヘンから電車で２時間弱ほどで到着するからです。
また、車でも国境を超えますが、同じくミュンヘンから２時間ほどで着きます。

驚くことに、ミュンヘンからは、予約の必要が無いローカル線を利用しても、ザルツブルクに行くことができます。その際には、Deutsche Bahnが発売しているバイエルンチケットを利用すると、お得に旅行できます。なんと、ミュンヘンからこのバイエルンチケットを利用して、乗り換えなしで、1時間47分ほどで到着します！

ザルツブルクに滞在されている方は、逆に、バイエルンチケットを利用して、ミュンヘンに旅行しても良さそうですね！

バイエルンチケット

Deutsche Bahnには、バイエルンチケット（Bayern-Ticket）というデイトリップ用のチケットがあります。このチケットで、ドイツ・バイエルン州のローカル線が乗り放題になります。何度も書きますか、ローカル線だけなので、注意してくださいね！

平日は、９時から夜中の3時まで利用可能です。
そして、休日・祝日は、夜中の０時からすでに使用できます。

1人利用の場合は、25ユーロになりますが、最大で５人まで同行できます。お得な点は、１人追加毎に7ユーロしか、かからないという点です。もし、５人で、このチケットを購入した場合、総額は53ユーロになりますよね。なんと、1人あたり10,60ユーロとお得になります。そして、国境を越えたザルツブルクまで有効です。

ザルツブルク中央駅構内でもしっかり、バイエルンチケットが買えるので、ミュンヘンまたは、バイエルン州に帰る際にも購入可能です！

金曜日は週末

ここで、ドイツならではの、電車旅行で遭遇するおもしろ場面をご紹介します。
金曜日のお昼過ぎとなれば、ドイツでは週末のスタートです！夏になると、様々なグループを見かけます。

• 50歳くらいを過ぎた陽気なドイツ人のグループ
• バックパックを背負った大学生のグループ
• 独身最後のパーティーを祝っている若者のグループ（通称、バチェラーパーティー）

などなど。

特に面白いのが、このバチェラーパーティーの集団です。独身最後のパーティーをしているので、ビールをケースごと抱えたり、音楽を流しながらノリノリで移動しています。バチェラーパーティーでは、テーマが決まっているので、コスチュームなどを着て仮装していたりします。日本のハロウィンのように、面白いコーデが多いので、見ているこちらも楽しい気分になります。

夏になると、街中でもこのようなグループに出くわす確率があがります。暗く長いドイツの冬を経験した後は、やはり心も開放的になりますよね。(笑)

陽気な（普段は、マジメですが）ドイツ人グループは、電車の中でも、周りにゼクトやスナックを分けてくれたりします。そして、バチェラーパーティーのメンバーは、周りの人々に募金（という名のパーティー資金！）をお願いしたりしています。(笑)　結婚前の新郎新婦さんの募金勧誘を断る人は、なかなかいないので、(笑)　話しかけられたら、幸せを分けてもらい、お返しに、気持ちとして、小銭をプレゼントすれば、お互いほっこりな気持ちになりますね！

市内の交通事情

観光スポットは、ザルツブルク市内にコンパクトにまとまっているので、ホテルを市内にとれば、歩いて回れます。また、市内には、 トロリーバスが走ってるので、 トロリーバスを利用し時間を有効に使うのも、良さそうです。

まとめ

ザルツブルクは、ミュンヘンからは、電車や車で２時間弱ほどで到着します。そして、緑豊かな、きれいな街です。特に、旧市街のバロック建築は、息を吞むほどの美しさで、見るもの全てが素敵です。週末を利用して、旅行されてみるのはいかがでしょうか。ドイツとはまた違った雰囲気を体験してみてください。